忍者ブログ
当店では新ジャンル創作活動、2chスレッドまとめ、その他ネタなどを取り扱っております。              掲示板設置しました(リンクからどうぞ)
各種リンク

【2ch】名無しの駄スレ                                                                                                                                                                                    

純教者掲示板

ブログ内検索
最新コメント
[04/26 Lysandra]
[03/05 automouse1]
最新トラックバック
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
プロフィール
HN:
ジュナー1号&2号
性別:
非公開
自己紹介:
【2号】
殉教者。
マンガとアニメが好物。
「三次元の女には興味ありません」と強がる。
小さい子が好みであることは誇り
活動資金をどうするかが悩み


【1号】
変人。
創作、編集。
2ちゃんねるスレッドまとめはリンク先のブログに移転しました。


御意見等ありましたらこちらまで
malice-galaxy@excite.co.jp
バーコード
28
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

こんばんは。
2号です…

新ジャンルを作ってストーリーを考えてみました。
初めての創作で拙いのは承知していますが、よかったら読んでください…

1章 いつもの日常


>pppp…pppp…

いつもの電子音…
もう何年もこいつは俺に朝を告げる仕事を続けている。

[a.m 6:30]

健全な学生には早すぎる朝。
カーテンから射し込む朝日はまだ少し暗い。
もう少しこのまま寝ていたい…何度思ったことか。
たぶん途中から考えるのをやめた。
諦めとかじゃない。
どうでもいいことなんだとわかったから。

「今日は…どんなおかずにすっかな」

いつも一日の始まりに考えること。
この一言から…俺のいつもの一日が始まる。

 

重い瞼、ぐしゃぐしゃの寝ぐせ頭を持ち上げてベッドから起きる。
1階に下り、洗面所で顔を洗い、髪を整える。
どこぞのイケメンらのようにはいかないが、それなりに見た目には気を遣ってる。
…下地はどうにもならないけど。

台所に立ち、炊飯器を開ける。
寝る前にタイマーをセットするのも日常の一部だ。

「揚げ物食いたいとか言ってたな…冷凍でいっか。時間ねぇし。あとは適当に煮物でも作ってやるか」

いつもどおり昼の弁当を作る。
『いつもどおり』2人分。

「はぁ…俺もたまには作ってもらう身になりてぇよ」

小さくため息をついてそう呟く。
それがもし叶うなら神様の存在を認めよう…入信してもいい。
だが現実とは無情だ。
思えば思うだけ遠くなる、虚しくなる。
それは…遠いからこそ馳せてしまう思いなのかもしれない。

一年間着てきた制服に袖を通す。
やっと馴染んできた制服は少し疲れた感じがある。
クリーニング、出しそびれたな…今度の連休にでも出してくるか。

「…行ってきます」

誰もいない家に向かって。
でも…寂しいと思ったことはない。

 

家を出るとまだ少し肌寒いが、もう空は翳っていない。
今日は…傘はいらないな。

だが俺は真っ直ぐ学校には行けない。
遂行しなくてはいけない任務(ミッション)がある。

歩いて1分…というか同じブロックの家。
今日もこの場所である任務を果たさなければいけない。
その任務とは…

 


>ピンポーン

 

返事はおろか物が動く音すらしない。
でも別段気にしない。
もう一度玄関の呼び鈴を押すが…無駄だ。
仕方ないので俺はポケットから銀色の小さな金属の板…『この家』の鍵を取り出す。


中には誰もいない…がしかし、テーブルには一枚のメモ書きが。
どれ、次の任務は…

『今日もよろしくね』

 


…任務開始


目標までのマップは入手済みだ。
幸い、熱感知による敵の反応はない。


俺は目標のいるドアまで一気に階段を駆け上がる!!
態勢を整え、突入の瞬間を見計らって…

 


バタンッ!

 


「おーい、朝だぞー」


目の前には…見慣れた顔の少女が口元まで布団に埋めて寝息を立てていた。

「おい、起きろ…もう朝だぞ」
布団ごと身体を揺らして催促する。

だが目の前の眠り姫はこれだけじゃ起きない…
「んっ・・・もう少し…」

回らない脳で決まり文句を懇願するが、それを聞いてやるほど俺はお人好しじゃない。
彼女を包む布団を乱暴にも引き剥がす。

「ふあぁっ!…寒いよぉ…返してよぉ…」

「あぁ、返してやるよ…ベッドから出たらな」

「うぅっ…ひどいよぉ…朝のささやかなひとときなのに…」

「たまには俺にも与えてくれよ…」
俺はまたため息をついてしまった。

「じゃぁ一緒に寝よぉ?ほら…まだあったかいよぉ」
そういって彼女は俺をベッドに招きいれようとする…

「バ、バカ言ってんなよ、ほら、早く着替えろ…遅刻すんぞ」

「ん…わかったぁ…」

「ちょ、ちょっと待て!俺が出てから着替えろ!!」

「ふえぇぇ~?あ、ごめん…」

「し、下で待ってるからな!」
そう言って俺は急いで振り向き部屋を飛び出した。


はぁ…いつものことなんだが…

 

慣れねぇ。




第2筆へ

PR
お名前
タイトル
文字色
URL
コメント
パスワード
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Trackback URL
Copyright c 純教者 All Rights Reserved
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]